箱潰しでガンダムコレクション市場はどうなる?


2004年12月30日(Thu)
箱潰しでガンダムコレクション市場はどうなる?


ガンダムコレクション

ある商品が普及し発展するかを左右するステークホルダーは「サプライヤー(バンダイ)」と「消費者」だけではなく、「競合」や「流通」などあまたある。

そのなかの「流通」に対する、いわゆる「箱潰し」の影響が市場を減退させるのではないかと心配している。

最も心配なのが、模型ライトユーザの小中学生や30代にとって最も近い購買チャネルであるコンビニ。
コンビニにおけるガンコレの仕入価格が幾らかわからないけど、仮に50%だとして、フランチャイザーへのマージンや固定費を計25%だと考えると、1ダース潰された損害は3ダース(36個)販売してやっとチャラ。

個人経営のコンビニがこんなリスキーな商品を仕入れるだろうか?

自宅の最寄のセブンイレブンでは箱潰しを防ぐためにセロテープで留めたり、レジ前に置いたりしているけど、セロテープで留めるような手間がかかり、レジ前の「ついで買い」を誘う重要な棚を占める商品を今後も仕入れてくれるんだろうか?
また、コレクターしかわからない微妙な箱潰しの痕跡があって売れ残った商品をみたフランチャイジーは「売れない商品だ」と判断するかもしれない。

単価180円のガンコレにとって、コンビニは普及のために重要なチャネルなのだが、こうなると、もう買いたくても入荷してくれない・・・
新たなコレクターも増えない・・・
トレードの相手もいない・・・
リリースも止まる・・・
となりかねない。

たしかガンダムコレクションの企画・販売はバンダイのホビー事業部がおこなっていたと思うが、これまで相手にしてきた模型店とコンビニの事情の違いは理解しているのだろうか?

昨日も潰されて無残に残っている箱をみて、非常にいたたまれない気持ちになるとともに、潰す側にも対策を打たない側にも怒りを感じた。

開ける時のワクワク感が損なわれようが、箱潰しを防ぐために袋を黒くする程度の対策がなぜとれないんだろう。

重要な「流通」が危機的状況にあるということを知ってもらいたい



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